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FPのつぶやき12 ボーナス【FP】 [ライフプラン]

皆さんお忙しい毎日をお過ごしですか!? パパです!

サラリーマンの多くの方が、待ちに待ったボーナス時期の到来ですね。


『何に振り分けよう』と迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ローンの返済? それともとりあえず貯金?


低金利の時代が続く世の中ですが、このような場合は預けて増やすより返して減らすほうが得策です。


仮に普通預金が0.02%、住宅ローン金利が1.0%としたら、なんと50倍もの開きがあるわけです。(その差が銀行の儲けになる訳ですが)


そこで今回はボーナスも含め、まとまったお金の効果的な使い方をいくつかご案内したいと思います。


【住宅ローンの繰り上げ返済】
当初の借入額が3000万円、期間35年、金利を2%で計算してみましょう。

期間短縮型で100万円を繰り上げ返済したと仮定します。

 繰り上げ返済時期      短縮月数     返済軽減効果
 5年目(残り30年) 18回分     792,564円
10年目(残り25年) 16回分     613,084円

①早期返済の効果
 5年目に繰り上げ返済をすれば、この場合、80万円近い軽減効果が得られます。

②先送りの損失
 もしこれを5年先送りして10年目に実行した場合、それだけで18万円近く効果
 が下がってしまいます。

③何もしなかった場合の大損失
 では、定期預金と比較してみましょう。仮に0.1%で預けたとしても(実際の市場
 金利は0.03%程度)、わずか4,000円程度(税引き後)しか増えません。

そうは言っても100万円なんて大金、簡単には用意できるものではありませんよね?

でも、月々2万円弱またはボーナス時に10万円ずつ貯めていけば年2回×5年で100万円になります。

「継続は力なり」です。

頑張ってみませんか?

また、銀行によっては10万円程度から返済可能なところもありますし、まずは金利の見直しを検討したうえで是非ともご実行ください。



【生命保険の年払い】
住宅ローンはお持ちでない方もみえるでしょうが、ほとんどの方は生命保険に加入されているかと思われます。

月払いのご契約があれば、これを機に年払いへ見直すのも一つの方法でしょう。

一般的に2~3%程度は割安になります。

ただし、あえてボーナス月に合わせるために今の契約をやめてしまうと、かえって損をしてしまうこともあります。

その場合は銀行口座で自動的に別口座へ振り分けられる「自動つみたて預金」(銀行により名称、規定が異なります)などを利用するのも一つの方法です。

今回はあくまでも金利上の損得のみに視点を当ててみましたが、教育費や車の買い替えなど間もなく使うお金や、緊急時に対応できる貯えも必要です。

バランスの良いやりくりを心がけてください。

補足ですが、仕事のリフレッシュも必要です。

家族サービスのための外食・買い物・旅行もお忘れなく。

次回もお楽しみに・・・



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