FPのつぶやき14 どうなるマイナンバー? [ライフプラン]
皆さんお忙しい毎日をお過ごしですか!? パパです!
ひさびさに本職のお話をしたいと思います。
来年2016年1月より『マイナンバー』制度がスタートします。その内容は・・・
社会保険や税金の手続き、民間企業の活用などその番号は我々の生活を便利にする可能性があるようです。
日本に住む人に全員関係する大事な制度は駆け足で進み理解度は低いと思います。
今回はマイナンバーについて素朴な疑問からどんなメリットがあるのかなどお伝えしたいと思います。
【どんな制度?】
マイナンバーは日本に住む人みんなに与えられる12ケタの番号です。
10月5日から番号の記載された『通知カード』が市町村から順次ご自宅に届きます。
表
裏
その役割の代表的なところは、現在市町村や税務署などで別々に管理している『年金』『健康保険』『所得』などの情報を番号でひもつけします。
でもこれって非常に怖いですよね。
一元管理された情報の中でも、もっとも大事な財産情報を政府に握られてしまうのですから。
管理するのも人間ですので管理する者の取扱いによっては大変な情報漏えい事件を引き起こす可能性があるのです。
今後の予定は2016年1月に『通知カード』から『個人番号カード』への交換が可能となります。
通知カードは仮のカードなので実際は個人番号カードが本格的な『マイナンバー』制度と言えるでしょう。
ICチップの付きの個人番号カードには様々な便利さと危険があると言えるでしょう。
また、安倍政権は2021年をメドにこのカードで預金口座への適用を義務化して税務調査などに活用する狙いを持っているようです。
【メリットは?】
制度スタートから3年間は社会保障・税・災害対策の3つの行政手続きに限定した番号活用が始まります。
その中でも多くの方に受けられる恩恵は行政手続きの簡素化です。
児童手当を例にすると申請時に必要な住民票や所得証明を添付する必要はなくなります。
また、様々な給付制度や社会保険料の減免措置もこれまで本人の申請漏れが問題となっておりましたが、今後は該当者の把握が容易になり行政側からの働きかけができるようになるでしょう。
2017年1月頃には『マイポータル』のスタートでより便利になります。
これは自分に必要な行政に関する情報を閲覧できます。例えば、お子様のいるご家庭には、予防接種のの案内を発信してくれたりします。
また、引越しの際には住所変更が一度で済む機能などもあるようです。
ただこれらの恩恵が受けられるのは今の所2017年7月頃になりそうです。
それ以外にも今後様々な使い道が出てくると思います。
就職・退職・年末調整・年金の受取り・生命保険金の受取り・資産運用・相続・贈与などなど、番号の告知が増えてマイナンバーの重要性が今後感じられるでしょう。
私はなんとなくこの制度で行政の仕事が楽になるだけのような気もします。
制度導入で不要となる手続きに掛った人件費や、不要となる書類発行手数料が、税金などの軽減がされたりするわけではありません。
また、制度を利用した大きな詐欺事件に繋がるのではないかとネガティブな気持ちでおります。
もう少しポジティブになれる具体的な将来展望を行政から情報を発信する必要があるのではないかと思います。
マイナンバー、また来年つぶやきたいと思います。
次回はいつになるかわかりませんが、ライフプラン情報をお楽しみに・・・
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ひさびさに本職のお話をしたいと思います。
来年2016年1月より『マイナンバー』制度がスタートします。その内容は・・・
社会保険や税金の手続き、民間企業の活用などその番号は我々の生活を便利にする可能性があるようです。
日本に住む人に全員関係する大事な制度は駆け足で進み理解度は低いと思います。
今回はマイナンバーについて素朴な疑問からどんなメリットがあるのかなどお伝えしたいと思います。
【どんな制度?】
マイナンバーは日本に住む人みんなに与えられる12ケタの番号です。
10月5日から番号の記載された『通知カード』が市町村から順次ご自宅に届きます。
表
裏
その役割の代表的なところは、現在市町村や税務署などで別々に管理している『年金』『健康保険』『所得』などの情報を番号でひもつけします。
でもこれって非常に怖いですよね。
一元管理された情報の中でも、もっとも大事な財産情報を政府に握られてしまうのですから。
管理するのも人間ですので管理する者の取扱いによっては大変な情報漏えい事件を引き起こす可能性があるのです。
今後の予定は2016年1月に『通知カード』から『個人番号カード』への交換が可能となります。
通知カードは仮のカードなので実際は個人番号カードが本格的な『マイナンバー』制度と言えるでしょう。
ICチップの付きの個人番号カードには様々な便利さと危険があると言えるでしょう。
また、安倍政権は2021年をメドにこのカードで預金口座への適用を義務化して税務調査などに活用する狙いを持っているようです。
【メリットは?】
制度スタートから3年間は社会保障・税・災害対策の3つの行政手続きに限定した番号活用が始まります。
その中でも多くの方に受けられる恩恵は行政手続きの簡素化です。
児童手当を例にすると申請時に必要な住民票や所得証明を添付する必要はなくなります。
また、様々な給付制度や社会保険料の減免措置もこれまで本人の申請漏れが問題となっておりましたが、今後は該当者の把握が容易になり行政側からの働きかけができるようになるでしょう。
2017年1月頃には『マイポータル』のスタートでより便利になります。
これは自分に必要な行政に関する情報を閲覧できます。例えば、お子様のいるご家庭には、予防接種のの案内を発信してくれたりします。
また、引越しの際には住所変更が一度で済む機能などもあるようです。
ただこれらの恩恵が受けられるのは今の所2017年7月頃になりそうです。
それ以外にも今後様々な使い道が出てくると思います。
就職・退職・年末調整・年金の受取り・生命保険金の受取り・資産運用・相続・贈与などなど、番号の告知が増えてマイナンバーの重要性が今後感じられるでしょう。
私はなんとなくこの制度で行政の仕事が楽になるだけのような気もします。
制度導入で不要となる手続きに掛った人件費や、不要となる書類発行手数料が、税金などの軽減がされたりするわけではありません。
また、制度を利用した大きな詐欺事件に繋がるのではないかとネガティブな気持ちでおります。
もう少しポジティブになれる具体的な将来展望を行政から情報を発信する必要があるのではないかと思います。
マイナンバー、また来年つぶやきたいと思います。
次回はいつになるかわかりませんが、ライフプラン情報をお楽しみに・・・
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